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光回線のセット割は本当にお得?格安SIMユーザーが知るべき落とし穴と節約の正解

公開日:2026-05-26

光回線のセット割は本当にお得?格安SIMユーザーが知るべき落とし穴と節約の正解

光回線のセット割は「条件が合えばお得」な制度です。
格安SIMユーザーの多くは、単独光回線との組み合わせの方が安くなります。

「光回線もまとめてお得にしたい」と思って調べると、必ず出てくるのがスマホセット割です。

でも、格安SIMに乗り換えた人にとっては注意が必要。ahamoはドコモ光セット割の対象外ですし、楽天モバイルには現金割引のセット割そのものがありません。

この記事では、主要キャリアのセット割を料金データで比較しながら、格安SIMユーザーにとって本当にお得な光回線の選び方を解説します。

アイ

アイ

光回線はスマホとセットで契約した方がお得、というイメージがありますよね。

めがネコ

めがネコ

大手キャリアのスマホユーザーにはその通りなんですが、格安SIMユーザーだと話が変わってきます。


目次

  1. そもそも「光回線のスマホセット割」とは何か
  2. 主要キャリアのセット割を比較
  3. 格安SIM×単独光回線と比較すると?
  4. 格安SIMユーザーにおすすめの単独光回線
  5. セット割の「落とし穴」と注意点
  6. こんな人はセット割が向いている/向いていない
  7. まとめ

1. そもそも「光回線のスマホセット割」とは何か

セット割の仕組み

セット割とは、光回線とスマホを同じキャリアで契約すると、スマホ料金が毎月割引される制度です。

よく誤解されるのですが、割引されるのは「光回線料金」ではなく「スマホ料金」です。光回線の月額はそのままで、スマホ側が安くなる仕組みです。

たとえばドコモ光を契約すると、同じファミリー割引グループ内のスマホ1回線につき最大1,210円が毎月割引されます。家族4人なら4回線分、つまり月4,840円の割引になります。

めがネコ

めがネコ

光回線が安くなるんじゃなくてスマホ代が安くなるんですよね。なんか逆に思えてしまいますよね。

アイ

アイ

違います。安くなるのはスマホ料金です。光回線料金はそのままです。理論上、これは基礎中の基礎です。


2. 主要キャリアのセット割を比較

キャリア別セット割まとめ

光回線 対象スマホ 割引額/回線 家族への適用
ドコモ光 ドコモMAX / ポイ活MAX等(現行プラン) 1,210円 ○ 最大20回線
ドコモ光 eximo / irumo 3〜9GB 1,100円 ○ 最大20回線
ドコモ光 ahamo 対象外
auひかり au(auスマートバリュー) 最大1,100円 ○ 最大10回線
auひかり UQ mobile(自宅セット割) 最大1,100円 ○ 最大10回線
auひかり povo 対象外
ソフトバンク光 ソフトバンク 最大1,100円 ○ 家族全員
ソフトバンク光 ワイモバイル 最大1,650円 ○ 家族全員
ソフトバンク光 LINEMO 対象外
楽天ひかり 楽天モバイル 現金割引なし

※ eximo・irumoは現在新規受付終了。既存ユーザーのみ対象です。

ドコモ光セット割の詳細

ドコモ光のセット割は、現行プランの「ドコモMAX」「ポイ活MAX」「ポイ活20」「ドコモmini」で1回線あたり月1,210円の割引が受けられます。

重要:ahamoはセット割の対象外です。

ahamoユーザーがドコモ光を契約しても、セット割は一切適用されません。「ahamo光」という専用プランもありますが、それを使ってもセット割は受けられません。

アイ

アイ

ahamoはドコモのプランですが、セット割の対象外です。理論上、これが最も重要な事実です。

auひかりのセット割の詳細

auひかりのセット割は、スマホの契約種別によってサービス名が異なります。

  • au本契約 → 「auスマートバリュー」:1回線あたり最大月1,100円
  • UQ mobile → 「自宅セット割」:1回線あたり最大月1,100円

重要:povoはセット割の対象外です。

povoユーザーがauひかりを契約しても、セット割は一切適用されません。

au本契約・UQ mobileどちらもauひかりと組み合わせることでスマホ料金が割引されます。割引額は同じですが、適用されるサービス名が異なる点を覚えておきましょう。

マンションプランは「標準プラン(縛りなし)」と「お得プランA(2年契約)」の2種類あります。
「ずっとギガ得プラン」は**戸建て向け(3年契約)**なので混同に注意。

ソフトバンク光のセット割の詳細

ソフトバンク光のセット割(おうち割光セット)は、対象スマホによって割引額が異なります。

  • ソフトバンク:1回線あたり最大月1,100円
  • ワイモバイル:1回線あたり最大月1,650円

重要:LINEMOはセット割の対象外です。

LINEMOユーザーがソフトバンク光を契約しても、セット割は一切適用されません。一方、ワイモバイルはソフトバンク本契約より割引額が大きいため、ソフトバンク光を使うならワイモバイルとの組み合わせが有利です。

楽天ひかりは「セット割」ではなく「ポイント還元」

楽天ひかりと楽天モバイルをセットで使うと「最強おうちプログラム」が適用され、毎月1,000ポイントが還元されます。

ただし、これは現金割引ではありません。しかも付与されるのは期間限定ポイント(有効期間6ヶ月)です。ポイントを毎月使い切れる人にとっては実質割引になりますが、そうでなければ損する可能性もあります。

めがネコ

めがネコ

ahamoもpovoもLINEMOも対象外…。格安プランに乗り換えた人ほど、セット割が使えないんですね。

アイ

アイ

セット割が使えなくて残念、ではありません。次のセクションでその理由を教えます。


3. 格安SIM × 単独光回線と比較すると?

セット割が使えない格安SIMユーザーは、「セット割あり大手キャリア」と「格安SIM+単独光回線」を費用で比べることが大切です。

試算の前提条件

  • 住居:マンション
  • 利用人数:1人
  • スマホデータ使用量:月20GB前後
  • ※戸建ての場合は光回線料金が各サービス概ね1,000〜1,500円高くなりますが、比較の結論は同じです

ケース①:ドコモ+ドコモ光(セット割あり)

まず既存ユーザー(eximo)と新規ユーザー(ドコモMAX)に分けて確認します。

既存ユーザー(eximo・新規受付終了済み)

項目料金
eximo(3GB超・無制限)7,315円
ドコモ光(マンション・タイプA)4,400円
セット割−1,100円
月額合計10,615円

新規ユーザー(ドコモMAX・現行プラン)

項目料金
ドコモMAX(3GB超・無制限)8,448円
ドコモ光(マンション・タイプA)4,400円
セット割−1,210円
月額合計11,638円

セット割で1,000円以上の割引は受けられますが、そもそもスマホ料金が高いため、合計はかなりの金額になります。

ケース②:ahamo+@スマート光

項目料金
ahamo(20GB)2,970円
@スマート光(マンション)3,630円
セット割なし
月額合計約6,600円

ahamoはセット割対象外ですが、月額の安い単独光回線と組み合わせることで、セット割ありのケース①より大幅に安くなります。

  • ドコモ既存プラン(eximo)+ドコモ光との差:約4,015円/月安い
  • ドコモ現行プラン(ドコモMAX)+ドコモ光との差:約5,038円/月安い

セット割があるからといって、大手キャリアのスマホ+光回線が安いとは限りません。むしろスマホ料金そのものが高く、差し引きでも格安SIM+単独光回線の方がお得なケースがほとんどです。

めがネコ

めがネコ

セット割があるのに、なぜか単独回線の方が安い…。スマホ代自体が高いと、割引があっても追いつかないんですね。

ケース③:楽天モバイル+楽天ひかり

項目料金
楽天モバイル(20GB〜)3,278円
楽天ひかり(マンション)4,180円
最強おうちプログラム−1,000ポイント相当
月額合計約6,458円相当

ポイント還元を加味するとケース②(約6,600円)と近い水準になります。ただし還元されるのは期間限定ポイント(有効期間6ヶ月)のため、使い切れなければ実質の割引にはなりません。

ケース④:家族4人でドコモセット割を活用

項目料金
ドコモ光(マンション)4,400円
セット割(1,100円 × 4回線)−4,400円
光回線の実質負担ほぼ0円

家族4人がドコモスマホを使っている場合、セット割の合計が光回線料金と相殺されます。実質スマホ料金だけで光回線が使える計算です。家族が多いほどセット割の威力は絶大です。

アイ

アイ

セット割があるのに格安SIMの方が安い。キャリア側の説明が難しいケースです。
月5,000円の差は年間6万円です。10年で60万円です。


4. 格安SIMユーザーにおすすめの単独光回線

セット割が使えない格安SIMユーザーは、「月額が安く・縛りが緩い」単独光回線を選ぶのが基本戦略です。

マネーフォワード光

プランマンション戸建て
1ギガプラン3,850円4,950円
powered by NURO(2ギガ)4,900円(永年300円割引後)

通信費の節約を考えている人に特におすすめしたいのがマネーフォワード光です。

最大の特徴は、契約中は家計管理アプリ「マネーフォワードME」のプレミアム会員がずっと無料になること。通常は月500円かかるサービスなので、実質的にその分お得になります。

光回線の種類もフレッツ系(USEN光01)とNURO光の2択から選べるため、住んでいる地域に合わせて選択できます。初期費用(事務手数料・工事費)も無料です。

ただし、「にねん割」が適用されるため最低利用期間は2年。2年以内に解約する場合は違約金(マンションプランは3,500円)が発生する点に注意が必要です。

アイ

アイ

通信費を節約したい人が、家計管理アプリも無料で使える。理論上、この組み合わせに反論する理由がありません。

@スマート光

マンション戸建て
3,630円4,730円

プロバイダ込みで業界最安値級の月額料金が魅力です。回線はフレッツ光(光コラボ)を使用するため、エリアはフレッツ光と同じ全国対応。IPv6(v6プラス)も月額無料で利用できます。

最低利用期間なし・違約金なしで、初期費用(事務手数料・工事費)も常時完全無料です。途中解約しても工事費の残債が発生しないため、「まず試してみたい」「引越しの予定がある」という方にも安心して選べます。

NURO光

プランマンション戸建て(キャンペーン後)
2ギガプラン3,850円3,850円〜

NURO光の最大の特徴は速度です。他の光コラボ回線と異なり、NTTの回線を借りず独自の2芯構造の光回線を使用するため、実測速度が高く安定しています。

  • 2ギガプラン:実測平均約840Mbps。夜間の混雑時でも300Mbpsを下回ることはほとんどなし

縛りなし・解約金0円で使えます。マンションは2戸以上の建物なら契約可能です。

ただし、対応エリアが限定的(東日本・西日本の一部)な点は注意が必要です。まず自宅が対象エリアかどうかを確認してから検討しましょう。

めがネコ

めがネコ

セット割がないからこそ、好きなスマホと好きな光回線を自由に組み合わせられるんですね。


5. セット割の「落とし穴」と注意点

①格安プランはセット割対象外のケースが多い

各キャリアの格安プランは、セット割の対象外になっているケースがほとんどです。

  • ahamo(ドコモ)→ ドコモ光セット割の対象外。「ahamo光」を契約してもセット割は適用されない
  • povo(au)→ auひかりのセット割(auスマートバリュー・自宅セット割)の対象外
  • LINEMO(ソフトバンク)→ ソフトバンク光のおうち割光セットの対象外

「同じキャリアのプランだからセット割が使えるはず」という思い込みが最も危険です。契約前に必ず自分のプランが対象かどうかを確認しましょう。

②「工事費無料」は途中解約で残債が発生する

「工事費無料」と書かれていても、実際は工事費を毎月の割引で分割払いしているという仕組みのものがあります。

契約後1〜2年で解約すると、まだ相殺しきれていない工事費の残り(残債)が一括で請求される可能性があります。「実質無料」と「本当に無料」は別物です。

なお、先ほどご紹介したマネーフォワード光・@スマート光は工事費が完全無料のため、途中解約しても残債は発生しません。

③「更新月に解約すれば違約金ゼロ」は半分だけ正解

更新月に解約すれば契約解除料はかからない場合が多いですが、工事費残債・撤去費・機器返却費は別枠で発生することがあります

解約前に必ず「契約解除料」「工事費残債」「撤去の有無」の3点をマイページや問い合わせで確認しましょう。

④楽天ひかりのポイント還元は現金割引ではない

毎月1,000ポイントの還元は魅力ですが、期間限定ポイント(有効期間6ヶ月)として付与されます。使い切れなければ消滅してしまうため、「実質1,000円引き」とは言い切れない面があります。

めがネコ

めがネコ

解約前に確認することって、多くないですか?

アイ

アイ

3点です。契約解除料、工事費残債、撤去の有無。

めがネコ

めがネコ

多いですよ!

アイ

アイ

3点です。


6. こんな人はセット割が向いている/向いていない

セット割が向いている人

  • 大手キャリア(ドコモ/au/ソフトバンク)のスマホをこれからも使い続ける予定の人
  • 家族全員が同じキャリアのスマホを使っている(家族割の恩恵が大きい)
  • 引越しや乗り換えの予定がなく、長く同じキャリアを使い続けるつもりの人

家族が多ければ多いほど、セット割の割引合計額が大きくなります。4人家族で大手キャリア(ドコモ/au/ソフトバンク)のスマホを使っているなら、セット割は積極的に活用すべきです。

セット割が向いていない人

  • ahamo・楽天モバイル・日本通信SIMなどの格安SIMを使っている(セット割対象外)
  • 一人暮らしで家族割の恩恵がない(1回線分の割引は最大1,210円止まり)
  • 2〜3年以内に引越しや乗り換えを検討している(工事費残債のリスクがある)
  • とにかく通信費全体を安くしたい人(格安SIM+単独光回線の方が安いケースが多い)

そもそも光回線が必要かどうかも考えてみる

光回線の話をしてきましたが、一歩引いて「本当に光回線が必要か」を確認することも大切です。

  • SNS・ネット通販・スマホ動画程度の利用 → 格安SIMのテザリングで十分なケースも
  • オンラインゲーム・4K動画・テレワーク(大容量ファイルのやり取り) → 光回線が向いている

テザリングで快適に使えているなら、光回線を契約しない選択肢もあります。まず自分の利用シーンを振り返ってみましょう。

アイ

アイ

結局、光回線が必要かどうかから考えるのが順番として正しいです。理論上。


7. まとめ

  • セット割の割引は1回線あたり月1,100〜1,650円。ただしahamo・povo・LINEMOなど格安プランは対象外のケースが多い
  • 大手キャリアのスマホは月額が高く、セット割を引いても格安SIM+単独光回線より割高になるケースが多い
  • 家族全員で大手キャリアを使っているなら、セット割を積極的に活用すべき
  • 「工事費無料」「更新月解約」には隠れたコストが潜んでいる
  • 格安SIMユーザーにはマネーフォワード光・@スマート光がおすすめ

セット割は「条件が合えばお得」な制度です。自分のスマホ契約・家族構成・引越し予定をもとに、損しない選択をしてください。

めがネコ

めがネコ

結局、私はどうすればいいんですか?

アイ

アイ

格安SIMを使っているなら、単独光回線を選んでください。

めがネコ

めがネコ

それだけですか?

アイ

アイ

それだけです。