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ホームルーターより光回線がいい。例外的に使うべき4つのケース【2026年版】

公開日:2026-06-03

ホームルーターより光回線がいい。例外的に使うべき4つのケース【2026年版】

結論から言います。光回線を引ける状況なら、光回線を選んだほうがいいです。

「工事不要でその日から使える」というホームルーターの魅力はわかります。でも料金はほぼ同じなのに、速度や安定性では光回線に明らかに劣ります。

ただし、4つの条件に当てはまる人は、ホームルーターを選ぶ価値があります。

この記事では、ホームルーターと光回線を比べた上で「例外的にホームルーターを使うべき人」を整理します。

アイ

アイ

工事不要で使えるなら、ホームルーターの方が手軽でよくないですか?

めがネコ

めがネコ

手軽さは確かに魅力なんですが、料金がほぼ同じなのに速度と安定性で差があります。どんな人なら使う価値があるか、見ていきましょう。


目次

  1. ホームルーターとは何か
  2. 光回線と比べると、ここが劣る
  3. ホームルーターが選択肢に入る4つのケース
  4. ホームルーターを選ぶなら、どれがいいか
  5. まとめ

1. ホームルーターとは何か

ホームルーターとは、スマートフォンと同じ「電波(4G/5G)」を使って自宅でWi-Fiを使えるようにする機器です。

光回線との一番の違いはこれです。

  • 光回線:光ファイバーケーブルを自宅に引き込んでインターネットに接続する
  • ホームルーター:スマホと同じ電波を受信して、家の中でWi-Fiを飛ばす

光回線は工事が必要な代わりに速くて安定している。ホームルーターは工事不要で手軽な代わりに、速度と安定性が劣る。
何を優先したいかでどちらを選ぶかが決まります。

ホームルーターには2種類ある

ホームルーターは大きくWiMAX系とキャリア系に分けて考えられます。

種類サービス例特徴
WiMAX系UQ WiMAX、Broad WiMAX などau系の回線を複数のプロバイダが販売。キャッシュバックが豊富
キャリア系ドコモ home 5G、au HOME 5G、SoftBank Air各キャリアが直接提供。スマホとのセット割が使える
めがネコ

めがネコ

キャリア系のホームルーターは、ショップでオススメされたことがある人も多いんじゃないでしょうか?


2. 光回線と比べると、ここが劣る

ホームルーターが光回線より劣っている点は4つあります。

① 光回線より速度が遅い

種類実測速度の目安
光回線600〜900Mbps(有線接続時)
ドコモ home 5G200Mbps前後
au HOME 5G150Mbps前後
WiMAX150Mbps前後
SoftBank Air150Mbps前後

光回線の実測速度はホームルーターの2〜3倍が目安です。大容量ファイルのダウンロードや、複数人が同時に重い通信をする場面で差が出やすくなります。

なお、600〜900Mbpsは有線接続時の数値です。Wi-Fi接続では環境によって200〜400Mbps前後になることが多いですが、それでもホームルーターより速い水準です。

② 安定性が低い

光回線は有線のケーブルでつながるため、天候・時間帯・場所の影響を受けにくい。ホームルーターは電波なので、建物の構造・周辺の混雑・時間帯によって速度が変わります。

鉄筋コンクリートの厚い壁や、地下・山間部では電波が届きにくくなることもあります。

③ 遅延(Ping値)が大きい

オンラインゲームやビデオ会議など、リアルタイムの通信では「遅延(Ping値)」が重要です。ホームルーターのPing値は光回線の2〜3倍になる場合があります。本格的にゲームをする人には、ホームルーターはおすすめできません。

アイ

アイ

安定性や遅延(Ping値)の違いが日常の使い心地に影響してきます。速度が出ていても遅延が大きいと、「なんかもっさりする」という感覚につながります。仕様です。

④ 光回線より劣っているのに料金はほぼ同じ

種類月額の目安
光回線(マンション)3,630〜4,400円
光回線(戸建て)4,730〜5,720円
WiMAX4,000〜5,000円台
ドコモ home 5G4,950円〜
au HOME 5G4,950円〜
SoftBank Air5,368円〜

速度が2〜3倍違うのに、料金はほぼ同じ水準です。

めがネコ

めがネコ

料金がほぼ同じなら、速度が速くて通信が安定している光回線を選んだほうが良いですよね

アイ

アイ

ただし、すべての人に光回線が最適とは限りません。ホームルーターが正解になる場合もあります。


3. ホームルーターが選択肢に入る4つのケース

ここまで読んで「じゃあホームルーターは誰が使うの?」と思ったのではありませんか?

次の4つのうち、どれかひとつに当てはまるなら、ホームルーターを選んでいいです。

条件① 賃貸で光回線の工事許可が取れない

光回線は壁に穴を開けたり、建物に配線工事を行う必要があります。賃貸物件では大家さんや管理会社への確認が必要になる場合があります。建物に光回線設備が入っていない場合は、許可が取れないこともあります。

工事の許可が取れない場合、ホームルーターが現実的な選択肢です。

条件② 引っ越しが多く、固定回線を引きたくない

光回線は引っ越しのたびに再工事と手続きが必要で、解約違約金がかかる場合もあります。
ホームルーターも住所変更の手続きは必要ですが、工事なしでオンラインで完結でき、当日から使い続けられます。

転勤・進学・単身赴任など、2〜3年以内に引っ越しの可能性がある人には、ホームルーターが向いています。

条件③ 今すぐネットを使わなければならない

光回線の開通工事は、申し込みから数週間〜2ヶ月かかることがあります。引っ越し直後や、急ぎでネット環境が必要な場合、ホームルーターは届いた日から使い始められます。

光回線が開通するまでの橋渡しとして使う方法もありますが、端末代や最低利用期間を考えると短期間だけの目的には割高になりやすいです。数週間程度であれば、スマホのテザリングやモバイルルーターのレンタルの方がコストを抑えられます。

条件④ 機器の設定が苦手で手軽に始めたい

光回線は開通後にONU(光回線終端装置)とルーターの設定が必要です。Wi-Fiのパスワード設定やIPv6の接続設定など、ITに不慣れな方には少し手間に感じる場面があります。

ホームルーターはコンセントに差し込むだけで使い始められます。設定画面を開く必要もなく、届いた日からすぐにWi-Fiに接続できます。


この4つのどれにも当てはまらないなら、光回線を選んでください。

アイ

アイ

要約します。この4つに当てはまらない人は、光回線が最適解ということですね?

めがネコ

めがネコ

その通りです。よほどの事情がない限り、光回線を選んでおけばまず後悔しないはずです。
条件④に当てはまる方でも、設定に少しでも挑戦できそうと感じたら、ぜひ光回線も検討してみてください。プロバイダの訪問サポートを使う方法もありますよ。


4. ホームルーターを選ぶなら、どれがいいか

ここからは、4つの条件に当てはまった人向けの内容です。WiMAX・ドコモhome5G・au HOME 5G・SoftBank Airの特徴を整理します。

※料金はすべて2026年6月時点のものです。変更になる場合がありますので、最新情報は各公式サイトでご確認ください。

比較早見表

サービス月額目安実測速度安定性こんな人向け
WiMAX4,000〜5,000円台150Mbps前後キャリア問わず使いたい・すぐ使いたい
ドコモ home 5G4,950円〜200Mbps前後△〜○ドコモスマホユーザー
au HOME 5G4,950円〜150Mbps前後△〜○auスマホユーザー
SoftBank Air5,368円〜150Mbps前後SoftBank・Y!mobileユーザー
アイ

アイ

いずれのサービスも、安定性は光回線より劣ります。その前提でお選びください。仕様です。

めがネコ

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スマホのキャリアが決まっているなら、そのキャリアのルーターを選ぶのが一番わかりやすいですよ。キャリアがない方はWiMAXが選択肢になります。

WiMAX

UQ通信(au系)の5G/4G回線を使ったホームルーターです。UQ WiMAX・Broad WiMAX・GMOとくとくBBなど複数のプロバイダが同じ回線を販売しています。

向いている人

  • ドコモ・au・SoftBankを問わず使いたい
  • キャッシュバックで初期費用を抑えたい
  • 縛りなしプランで契約したい

注意点

  • プロバイダによって月額・キャッシュバックが異なるため、複数社を比較してから申し込む
  • 混雑する時間帯は速度が落ちる場合がある

現在の主力端末「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」はカタログ上最大4.2Gbpsの対応速度を持ちますが、実測は150Mbps前後が目安です。


ドコモ home 5G

ドコモが提供するホームルーターです。月額4,950円で、ドコモのスマホユーザーはセット割で最大1,100円/月の割引が適用されます。

向いている人

  • ドコモのスマホを使っている
  • セット割目的で契約したい

注意点

  • 端末(HR02等)は分割払いが基本。契約期間中に解約すると残債が発生する
  • ドコモの5G/4Gエリア内でのみ利用可能

4社のホームルーターの中では実測速度が最も高く、200Mbps前後を記録することが多いとされています。


au HOME 5G

auが提供するホームルーターです。月額4,950円で、auスマホユーザーにはセット割が適用されます。

向いている人

  • auのスマホを使っている
  • セット割目的で契約したい

注意点

  • 端末は分割払いが基本。契約期間中に解約すると残債が発生する
  • auの5G/4Gエリア内でのみ利用可能

SoftBank Air

SoftBankが提供するホームルーターです。月額5,368円で4社中最も高い水準ですが、SoftBank・Y!mobileユーザーはセット割で割引されます。

向いている人

  • SoftBank・Y!mobileのスマホを使っている
  • セット割目的で契約したい

注意点

  • 端末は分割払いが基本。契約期間中に解約すると残債が発生する
  • 実測速度が4社中最も不安定になりやすい。室内環境によっては速度が大きく落ちる場合がある

コラム:楽天モバイルのテザリングで代用する方法

ホームルーターの代わりとして、楽天モバイルのテザリングという選択肢があります。

楽天モバイル(Rakuten最強プラン・月3,278円)はデータ無制限でテザリングも追加料金なしで使えます。スマホをWi-Fiルーター代わりにできるため、専用のホームルーター機器が不要になります。

そもそもホームルーターもモバイル回線(4G/5G)を使った「追加の通信回線」です。スマホのキャリア回線+楽天モバイルのテザリングという構成は、スマホのキャリア回線+ホームルーターと構造的に変わりません。それでいて料金は楽天モバイルの方が安い水準です。

メリット

  • すでに楽天モバイルを使っている人は追加費用ゼロ
  • 新規で契約してもホームルーターより月額が安い(3,278円 vs 4,000〜5,000円台)
  • 専用機器が不要

デメリット

  • 長時間使い続けるとバッテリーが消耗する(充電しながらの運用が前提)
  • 据え置きルーターより接続が不安定になりやすい
  • 楽天モバイルのエリア課題がそのまま影響する

すでに楽天モバイルを使っている人はまずテザリングを試してみることをおすすめします。これからホームルーターを契約しようとしている人も、楽天モバイルを先に検討する価値があります。

楽天モバイルの詳細は楽天モバイルのエリアや実態をまとめた記事で確認できます。

めがネコ

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ホームルーターにも選択肢はいろいろありますが、結局どれを選んでも光回線より劣ることは変わりません。それでも納得した上で選ぶなら、悪い選択ではないですよ。


5. まとめ

この記事のポイントを整理します。

  • 光回線を引ける状況なら、光回線を選んだほうが良い。 料金はほぼ同じで速度・安定性・遅延の面で明らかに優れている
  • ホームルーターを選んでいいのは4つの条件のどれかに当てはまる人だけ
    • 賃貸で工事許可が取れない
    • 引っ越しが多く固定回線を引きたくない
    • 今すぐネットを使わなければならない
    • 機器の設定が苦手で手軽に始めたい
  • スマホを大手キャリアで使っているなら、キャリア系ホームルーターのセット割を確認する(ドコモ・au・SoftBank)
  • 楽天モバイルのテザリングはホームルーターより安く使える。既存ユーザーはもちろん、新規契約の選択肢としても検討の価値がある

光回線を選ぶ際の各社比較は、光回線どこがいい?おすすめ6社を比較した記事をご覧ください。

めがネコ

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まとめると、工事できる環境なら光回線一択。ホームルーターは今回の4つの条件に当てはまる人だけが選べばいい選択肢です。

アイ

アイ

補足します。今回の解説の8割は私の貢献です。

めがネコ

めがネコ

その補足は要らないと思いますよ。

アイ

アイ

必要です。理論上は。